サーフボードメーカーでの工程管理システム
オーダーメイドのサーフボードは各々の受注内容に基づき、必要工程を算段し、生産計画が立案されます。生産計画にのっとって工場内で制作されます
が、多くのサーフボードが工場内を行き来するので間接部門では工場内でどの受注(ボード)がどのような状況(進捗)にあるのか把握しきれません。この
ようなことからシステム化に以下のようなことを期待されました。
  1. 納期厳守の受注が遅延にならない状況であるか正確に把握したい。
  2. 高負荷の工程(作業者)を把握し、計画の組み換えや応援等の処置を講じたい。
  3. 作業者別の実績の把握をしたい。(原価管理)
作業者はサーフボードと一緒に工場内を流れていく作業指示書に付与される作業指示aiバーコード)を、Windows CEデバイスで読み取り、作業の着手
及び完了をエントリーします。
オペレーションとしては上記の通り、バーコードを読み取るだけの簡単なものでリッチなユーザーインターフェイスを必要としないことなどから、実装方法と
してはWebシステムを採用しました。Windows XP Proに付属するIISを利用することで導入コストを抑えることが出来ました。また、CEデバイスへのプロ
グラムの配布が不要なのでシステムのマイナーチェンジ等の際にも負荷なく適用できることもメリットのひとつです。
削り工程着手
ピッ!
(例)
9/1                                                 9/3                     9/4                           9/5                    9/6
削り(2)
色付け(1)
フィン取付け(1)
仕上げ(1)
製造指示b読み取り
作業報告