早速iPhone X を手に入れました。
Appleフリーク歴25年のわたし。
主要アプリが動かなくなるとか、細かいことは気にせずとりあえず機種変更です。(汗)
世間では、ホームボタンの排除やFace IDなどの特徴が話題になりがちですが、今回のiPhoneは、Appleの徹底したブランド価値へのこだわりの結実であることをお伝えしたいと思います。
それはiPhoneの背面に見て取れます。
これは、機種変更前のiPhone6s
こちら、新しいiPhone X
電子製品の背面は通常、小さい字で色々な表示や製品情報が書かれています。
ところが、iPhoneXには製品名以外、まったく表示がありません。
電波を扱うための認可情報などは、本体を操作し「情報」という項目を選ぶと表示されます。
アップルは電波行政をつかさどっている各国の当局と、認可情報を画面表示で済ませるための交渉を続けてきているらしく、その成果があらわれています。
製品の背面に表示があったからといって不自由はありません。
これまでそれに文句を言う人はいませんでした。
しかし、改めて表示がなくなったiPhoneの背面を見ると、潔き美しさにハッとします。
アジア勢を中心とするスマホメーカー群は、利便性や機能性を追い求める傾向にあります。
そういった努力があって、世の中は一変し、スマホなしでは生活に支障をきたす状態にまでなりました。
Appleは、そういった面にもしっかり取り組みつつ、更に他社がやらない(面倒がる)ブランドへのこだわりを追求しているのです。
そこに惹かれるユーザーは、私だけではないはずです。
これを私たち中小事業者の立場に落として考えてみると、不毛なレッドオーシャンでの疲弊から脱却し、ブルーオーシャンで戦うためのヒントがここにあるように思います。
こちら、わたしのコレクションの中から、初代マッキントッシュとの2ショット。
30年の時を超えてAplleブランドは、ぶれていません。