前回からの続きです。
Windows XP じゃないと動作しないソフトを使い続けるにはどうしたらいいか?
私見ですが、2つの方法をお勧めしています。
方法1 XP モードを利用
マイクロソフトは、Windows 7 を世に出そうとした当時、
世の中にXPパソコンが出回りすぎていて、
XPでしか動作しないソフトが足かせになり、
なかなかWindows7が普及しないだろうと考えました。
そこで、Winsows 7 の上で動作するXPモードという
もう1つの仮想のXPパソコン環境を提供しました。
この中で、古いソフトを使ってくださいということです。
これをお勧めします!
ただ、デメリットとしては、パソコンの中でもう1つのパソコン環境を動作させるので、
動作が鈍いです。
今までのような軽快さは期待できません。
また、まったく「孤立無縁」の環境であることが望ましいです。
ネットワークに繋がった他のパソコン等と情報共有などしようものなら、
やはりその環境も仮想とはいえXPパソコンなのですから、危険にさらされます。
方法2 業務専用機とする
これは、方法1と通ずるものがあるのですが、
使い続けたいXPパソコンを業務専用機として、
ネットやメールは、他の新しいパソコンで作業するということです。
その際、XPパソコンはネットワーク(LAN)ケーブルを外すことが望ましいです。
物理的にまったく「孤立無縁化」するのです。
これで、安心して使い続けられます。
故障がないかぎり…。
現にこういった考えで業務を営んでいる組織はあります。
香川県の某地銀は、数年前大規模に業務システムの刷新をしました。
その際導入したパソコンはなんと「Windows2000」モデル!
もちろん、マイクロソフトは、とうに「さじを投げて」いました。
しかし、銀行業務という特性から、ネット接続など、もってのほか。
業務端末としてキチンと動いてくれれば問題ないという割り切り感から
そうしたのだと思います。
いかがでしたか。参考になったでしょうか?
私、個人の考えとしては、Windowsはもう十年前の世代で
ユーザが必要とする機能を充足していると思います。
そこからのモデルチェンジは、あまりユーザを向いていないものだと考えます。
ただ、もう選択肢がないものだから、
しかたなく最新のWindowsがのったパソコンを
購入する。
携帯ショップにいっても、スマホしか勧められないように…。
現在、動作しているパソコンのうち4割はまだXPだといいます。
まだ、しばらくはお付き合いする必要がありそうです。^^
(注意)
わたしは、XPの継続利用をお勧めしているわけではありません。
最新のメーカーサポートありの環境が一番望ましいのです。
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