痛い目に合わないとわからない!?


2014年4月で、Window XP のメーカーサポートが終了します。
職業柄、行く先々でWindow XPを使い続けることの
危険性について啓蒙しています。

 

その反応として
「とかなんとか言って、何も問題ないんでしょ」
といった方がまだいらっしゃいます。(汗)

 

確かに、何が起きるかわからない、反面、
何も起きない可能性もあります。

 

「ほ~ら、田中が口やかましく言ってたけど、問題ないやんか」
って、顛末が、
私自身も、一番望ましいです。

 

でも、何かあったとき、
お客様のコンピュータネットワークをサポートをしている立場上、
「なんとかしてくれ(汗)」
と、助けを求める顧客を
「ほ~ら、いわんこっちゃない」
とは、バッサリ切り捨てれない。

 

私の基本的なスタンスとしては、
「弊社としては出来る範囲のサポートはするが、XPを使い続けることは顧客の自己責任」
です。

 

弊社としても、正直、出たとこ勝負です。(汗)

 

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この状況を日本人の独特な心理的特徴とみています。

 

東日本大震災が起きたとき、
地元香川県では、海に近い位置に建設中の県立病院が、
「津波」の影響を再検討する目的で
工期延長しました。

 

それ以外(以降)「海の災害」について
あまり大々的な取り上げられかたを
されていないように思います。

 

確かに、瀬戸内は太平洋に比べて、
津波の影響は物理的に小さいのは理解できます。

ただ、それこそ、「潮が引く」がごとく、
人の防災意識は、時とともに急激に落ちていく。

 

キツイ表現を承知で述べますが、結局、
「痛い目に合わないとわからない」
のだと思います。

 

Windows XP を平気で使い続けることも、
この心理が作用していると思います。

 

情報漏えい事件など、
蚊帳の外の出来事。SFチック…
などと、思っている方が、まだ多すぎです。

 

最近のハッキングは、
昔のような目に見える災いが起きるようなこと(愉快犯)は少なくなっています。

 

こそっと留守宅へ忍び込み、
盗聴器を忍ばせるがごとく、
「ビジネス目的」が主流です。

 

そうなってからでは、遅すぎるのです。

 

 

 

<< 参考 >>

XP継続利用のキーワード… 孤立無縁化
http://sdesign.co.jp/660