Softbank World 2016、孫正義さんの講演を拝聴しました。
学生時代、その当時最新のコンピューターチップの写真が掲載されている雑誌を見て、衝撃で手足がしびれて泣き崩れたといいます。
講演でも、その当時の理系青年がそのまま60歳になったような純粋で猛烈な熱を感じました。
ARMの買収、この先30年を見据えたIoTへの壮大な挑戦。
トレンディードラマでしか見かけなかった携帯電話を「あたりまえ」にした人。
ホームページを見るとき、待ち時間でイライラしていた時代、サクサク快適な高速インターネット環境を「あたりまえ」にした人。
そして今、ロボットが接客をする、介護のサポートをする…
ロボットのアプリケーション開発を「あたりまえ」にする環境を、もう現実的に成熟させてしまった人。
ロボットは、不平不満を言わない、休憩もいらない…。
ロボットにはない独創力で、彼らの「働き口」をあみ出すのが、人間の仕事。