「原始人のDNA」が売上高を左右する


2つめの「ノスタルジー」は世界中の人間が共通で持っているもの、
「ジェネティカル・ノスタルジー」。

何でも、
「人間が洞窟の中で暮らしていた時代のDNAをいまだに引きずっている。
特に恐怖心が影響し、人間の行為や感情に深く影響を及ぼしている。」
という考え方なんです。

 

例えば、お店の照明。
蛍光灯をやめて裸電球にすれば
良い効果がでる場合もあるそうです。

 

昔、人は洞窟に暮らしていた時、
火を焚いていました。
たき火を囲んで、
じっと火を見つめてたりしてました。

 

お祭りの時の夜店って、
裸電球が多いですよね。

一時蛍光灯が出始めた頃、
切り替えた人もいたそうですが、
購買単価が上がらなかったそうです。
想像すると、落ち着かないですものね。

 

夜店つながりでいうと、店の順列、
あれって大変重要で、大変なノウハウなんですね。

人間行動学なんて足下にもおよばない、
ロジックが秘められている。
どの店の隣はどんな店なんて具合に。

 

また、店の構造で恐怖を与えない事も大切。
ほら、なんだか落ち着かない店あるでしょ。

あれは、いつ攻められるか分からないという
洞窟時代の恐怖が影響していると
考えてみるとどうでしょう

 

例えば、外から見て、
他のお客が入ってるかわからない店って
入りづらいですよね。

それに、襲われたとき、
すぐに逃げられる環境って大事で、
通路の幅とかも重要なんだそうです。^^