超接続状態での対処療法とは?!



 GoogleやFacebookといったシリコンバレーの企業で働く一部の人たちの間で、瞑想などのレッスンが人気を集め始めている。

 

「マインドフルネス(Mindfulness)」という取り組みの一環だという。

瞑想の他に、例えば「食事をゆっくりと味わいながら摂る」「広い芝生の上などを歩き回る」などもそれにあたる。

マインドフルネスの効用として、「Emotional Intelligence」(感情知性、EQ)、「Resilience」(回復力、弾力性)、「Focus」(集中力)の3つが挙げられている。

具体的には、ストレス対策や生産性・創造性の向上、健康増進といった毎日の生活に役立ちそうなものが主な目的とされているようだ。


どんどんと気ぜわしくなっている世の中、職場でも家庭でもさまざまな仕事に追われ続け、
さらにモバイル端末などの浸透で、24時間簡単に「外部とつながりっぱなし」になり得てしまう状況の中で、
人間のストレスは高まる一方だ。

 おまけに、ソーシャルメディアのメッセージやそれを知らせるスマートフォンの通知機能など、人の注意をそらす、気を散らすものには事欠かず、何かをしていても本当には楽しめない……。

マインドフルネスに注目が集まっているのは、「hyper-connected(超接続状態)」といわれるような状況に置かれた人間の「自己防衛本能」の現れといえるかもしれない。

img

 

 マインドフルネスの効用に着目した学術研究を通じて、瞑想などを実践することで血圧が低下したり、
慢性的な痛みが和らいだり、あるいは脳の構造に変化が現れたりすることなども分かり始めているという。

 

マインドフルネス実践を助けるツールは、なんと、スマホアプリ!

問題の原因の1つとされるスマホを問題解決の手段に使う、というのは改めて考えると面白い。

アプリは、「GPS for the Soul」など…。

 

早速、私も体験してみた。

就寝前の数分、実践してみると、気持ちよく眠りにつけた。
(だれや、いつもよく寝てるやろって言ってるのは!)^^

 

受け入れ方は、人それぞれだろうが、無料アプリなので、

一度体感してみることをお勧めする。

 

マインドフルネス実践のための注意として、腕時計を着用すること、ベッドに携帯電話などを持ち込まないこと、自然と触れることなどを挙げている。

img2

腕時計着用については、「スマートフォンを時計として代用していると、時間を確かめようと端末を取り出すたびについ別のことをしてしまいがちだから」ということである。

また自然に触れることには、
「決してInstgramで景色を撮影したりはしないこと」という但し書きもある。

おあとがよろしいようで^^